中古iPhoneの販売価格に注目

急激な円安を受けて食品や生活用品だけでなく、iPhoneの販売価格の値上げも顕著になっています。元々、日本は世界のなかでもiPhoneのシャアが高くその分、価格が抑えられていました。円安を受けたことにより、米国企業のApple社にとっては収益が見込めない状態となり今回の値上げに踏み切ったとされています。そこで、注目されているのが中古のiPhoneです。中古スマホサイト「にこスマ」では、全く使われていない未使用のiPhone13が新品より高値で売られていました。Apple社が値上げを発表する前には新品の端末より、約4万円と高値で販売されていたのです。関わっているのは中国など海外との価格差で収益を稼ぐ転売業社です。日本の中古市場に出回る新品同様の安いiPhoneを活動メンバーが入手し、組織がApple社の販売価格よりも高く買い取るという流通網があるといいます。Apple社の値上げ踏切にはブランドイメージを守るといった思惑もあるのでしょうか。